飛翔

作品原案として書き連ねています。 書きかけで試行状態ですが、踏ん切りをつけるために、一度手を離すことを目的としています。

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話題考23 : 「官僚から政治家の手に?」③

 このことにかかわる最近の記事が、「毎日新聞」(2009/9/21)にあった。
 一つは、「風知草」にある『解読「政・官の在り方」』であり、もう一つは、「次官定例会見廃止 揺らぐ「知る権利」」という特集記事だ。
 「政・官の在り方」は、鳩山内閣が公表したものだが、その中の官僚の記者会見を原則禁止するということについて取り上げたものだ。
 このことに関わる社会現象を考える時のために、要点をメモしておきたい。
 本文は、
 <「府省の見解を表明する記者会見は、大臣等の『政』が行い、事務次官等の定例記者会見は行わない。ただし、専門性その他の状況に応じ、大臣等が適切と判断した場合は、『官』が行うことがある」>

 「風知草」では、具体例を挙げて、文章化したのは菅直人だろうと推定している。
 それによると、今年6月農水産省事務次官が、記者会見で民主党の農業政策を批判した時に、管直人が「イギリスならクビだ」と激高したという。
 高級官僚が、野党の政策を批判するのは、自民党との癒着、官僚主導ボケで、日本も英国の官僚のように政治的中立を守れという主張とか。

 この申し合わせ発表の現実での効果については、もともと役人は権力に忠実に反応するとして、動きを紹介している。
 あくまでも、狙いは政治的発言の抑制のはずだが、霞が関や国の出先機関、在外公館で慣行化している役人の会見、懇談も取りやめになり、気象庁の天気予報、警察庁の事件事故報告も滞った。それを、官僚主導で軌道修正が進んだとのことだ。

 特集記事の方では、政治的発言の抑制の部分について、平野氏は「公務員の会見禁止」も言及したことに触れている。これに、社民党主も国民新党代表も理解を示したらしい。
 この動きについて、同紙は専門家の立場からということで、憲法メディア法の鈴木秀美氏への質問とその回答集を載せていた。そのことも要約メモをしておく。
 ○  一つの効果として、官僚から記者や国民に説明しなければならないというプレッシャーから解放した。
 ○  狙い以外でも、実際に混乱が起きているのは、主導である閣僚が申し合わせの内容を把握していないから。これは、手段としては不適切であるということの表れであり、真の狙いは、政治主導を示すためのパフォーマンスではないか。
 ○  これまでは、必ずしも閣僚が省内の細かな仕事を把握したわけではなかったので、それを補う役割があった。
 これをなくすなら、次官会見に匹敵する回数と取材に応じることが大切であり、各閣僚の力量がそれに匹敵するということが必須。
 ○  事実と見解はそう簡単に切り分けられない。
 役人は個別の情報提供をためらったり、出さない口実を与えたりする可能性があり、少なくとも情報提供に消極的になる効果がある。

テーマ:気になった事 - ジャンル:ニュース

  1. 2009/09/23(水) 10:01:57|
  2. 話題考
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Author:親馬シン
 原点であるフィクション「夜の長い街にて」を整理していく中で、自分が求めていたものの輪郭が明らかになると思っていた。
 しかし、実際にはそうはならなかった。

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