飛翔

作品原案として書き連ねています。 書きかけで試行状態ですが、踏ん切りをつけるために、一度手を離すことを目的としています。

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小さな目と小さな声3 : 「大きな声と小さな声」

 行政刷新会議という劇場の中で、科学技術予算の削減が相次いだ。それに対して、次世代スーパーコンピューターなどの復活をノーベル賞受賞者など大物の科学者が、復活の声を上げると、閣僚、マスコミがこれに和した。
 「毎日新聞」は、事業仕分けの波紋下で、どうする科学技術予算という特集を組んで、その大きな流れの陰で、若手や女性の研究者を支援する「目立たない」事業は埋没気味だと報道していた。

 これを大きな声と小さな声に分けてみる。
 小さい声は、ただ一つだ。
 目立たない事業の関係者と当事者である若手や女性研究者だ。

 大きな声は三つある。
 その一つは、行政刷新会議のメンバーだ。大きな声になるのは、そのバックに権力者が付いているということだ。
 もう一つが、復活の声をあげたノーベル賞受賞者などの大物科学者である。これは、自分自身が権威を勝ち取ったということで、周りでは、尊敬の念を持つ。これも大きな声になる要素の一つだ。
 更には、それを報じるマスコミだ。これは、煽る力だ。

 ここでの課題は、小さな声しか出せないものはどうすれば生き残れるかということになるだろうか。

 そのまま正論と思う事を大声で叫んだらどうだろうか。
 これは、大きな声の持ち主との相関関係で、恐らく負け犬の遠吠えでしかなくなるだろう。どんなに正論だと思う事を述べたとしても、大きな声の持ち主にとっては、できの悪い弱いものが、悔し紛れで騒いでいるにすぎないとするだろうと思う。大きな声の主にとっては、どうでもいいことだ。

 無駄な労力ではあるが、大きな声の方に少しでも理解いただく必要がある。そのためには、まずは、大きな声に従うことが必要だ。
 権力者をバックにする方は、効果を具体的に数値で示せという。例え示したとしても結論ありきなのだから潰されるだけなのだか、それでもその方向で努力しなければ、事は始まらない。
 その現実的な効果は、大声で叫んだ時に、負け犬の遠吠えと一刀両断に切られてしまうという危険性が下がるということだ。

 権威をもっている方に迎合するというのはどうだろうか。
 これは現実の世界では直ぐに効果が上がるが、正論とのずれを自分自身が納得できるかということでは問題だ。

 マスメディアに宣伝して煽る力を利用する。これはあり得る。

 実際の対応になるのだろうということを記事から読み取ってみる。
 まずは、指摘を受け止め、自ら改善する中で科学や研究の意義を語る自主的な組織が必要だと思ったとある。これは、負け犬の遠吠えと一刀両断に切られてしまうという危険性は少なくなるということで効果的だと思う。
 次に、我田引水でない主張を模索して、政策提言や社会への情報発信につなげると結ぶという結語だ。これも、煽る力を身につけるという点で賛成できる。

 劇場型の面白い論理ではなく、本質的な論理を考えようという姿勢は、現実の世界では負けるだろうと思う。しかし、小さな声の持ち主自身の小さな世界の中では確実に勝ち残れる道であり、現実の世界にも波及する可能性のある道なのだと思う。
 本当は、自分自身が権威を勝ち取った方々が、その権威を振りかざさないで、目立たない下済みの方々が成長していくことが大切なのだと訴えれば、本質に迫れたのではとは思う。度量の問題だと思うのだ。
 本当に科学研究の予算をこのまま削減してもいいのか。さらに、科学者を育てる大学院・大学は減っても良いのか。それでも、本当に日本の未来に不安はないのかと。

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  1. 2009/12/17(木) 05:14:19|
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Author:親馬シン
 原点であるフィクション「夜の長い街にて」を整理していく中で、自分が求めていたものの輪郭が明らかになると思っていた。
 しかし、実際にはそうはならなかった。

 今は、知りたいことを追い求め、何も考えずに書きとめるだけだ。それでも充分満足している自分を感じている。

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