飛翔

作品原案として書き連ねています。 書きかけで試行状態ですが、踏ん切りをつけるために、一度手を離すことを目的としています。

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小さな目と小さな声5 : 「全国学力テストの効果」②

 「毎日新聞」(2009/12/18)の「学力テスト:大阪の教育現場から」と題する署名記事は、切り口は別だが、小さな目と小さな声という観点から面白く読ませてもらった。
 小さな声の現場を足で稼いで捉えて、本質に迫ってみようという手法で、学習状況調査の結果の活用が大切なのではないかと結ぶ。

 大阪は、大きな声の知事で有名だ。
 この学力テストでも、府教委を批判し、「百ます計算」の陰山英男氏らを教育委員に任命した。そして、塾と連携した補習、教材開発など学力向上策も進めた。更に、情報公開の徹底、競争が質を向上させるという一貫した考え方で、府内の市町村別の平均正答率を公表したりもした。

 記者は、それだけで学力問題が解決するほど実情は単純ではないということで、現場に足を運んでいる。
 そこで、給食の準備時間の短い時間に理解が遅れた子の補修に充てたり、児童の脇にしゃがみこんで、分かるまで突きっ切りでいる姿、親が朝食を用意できない児童にポケットマネーでパンや牛乳を与える姿を見ている。

 今年度大阪の結果が上がったが、この観察から一連の向上策の成果ではなく、友人や家族地域との結びつきを重視し、一人ひとりの子に真剣に向き合う姿が学力の向上という結果に結び付いたと見る。
 一人ひとりが抱えている事情にかかわらずのびのびと学校生活を送る結果として、学力テストの成績が上がるということが大切だという、本来義務教育の現場がそうあるべき姿こと大切だということに気づいていることが伝わる。
 その想いから、全国学力テストの成果を学力テストと一緒に実施された学習状況調査だったのではないかとする。子どもの生活の乱れを数値化で示され、現場では課題として認識され、その改善に地道に取り組む姿勢に意義があったと見ている。
 その結語は、順位に一喜一憂する上滑りな大きな声に、学習状況調査の結果も深く読み込み、人や予算を充実させて、学校現場の地道な取り組みを支えることを求めたいと結ぶ。

 この現場に足を運んで得た視点から捉えた成果を、現場での学力テストに対する姿勢と共に、全国学力テストの成果だったと認めたい。
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テーマ:教育って何だ? - ジャンル:学校・教育

  1. 2009/12/26(土) 11:29:21|
  2. 小さな目と小さな声
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Author:親馬シン
 原点であるフィクション「夜の長い街にて」を整理していく中で、自分が求めていたものの輪郭が明らかになると思っていた。
 しかし、実際にはそうはならなかった。

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