飛翔

作品原案として書き連ねています。 書きかけで試行状態ですが、踏ん切りをつけるために、一度手を離すことを目的としています。

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日々雑感7 : 「新型インフルエンザ対応検証」

 「毎日新聞」の「新型インフルエンザ検証国内感染一か月」と題した連載の5回目で、アメリカニューヨークで開かれた「模擬国連」に参加した女子生徒2名が新型インフルエンザに感染した例を取り上げていた。
 その中で、感染した生徒達は、可能性の段階で模範的な行動をとっていたが、高校には抗議のメールや電話が相次いだという。また、別の高校では、生徒の家族がクリーニングを断られたケースがあったという。
 感染症は誰でもがかかる可能性があるという認識はなく、加害者と被害者という構造で思考することが指摘されていた。

 自分の感覚と全く無縁かというとそうでもなかったと思う。
 あの時点で、内心、近くに感染者が発生しないように願っていた。少なくとも、県内、それがだめでもせめて市内から発生することのないように願ったのも事実だ。自らも感染しないように手洗いうがい、そして、マスクでの防備に努めた。

 自らの防備はともかく、近くに感染者が発生しないように願ったことは、これを行動に移せば患者の特別視につながっていくだろうと思える。

 検証の記事は、特別視の要因となった事柄について述べている。その中で、自分の反省も含めて納得できるのが、次の二点だ。
○ 水際対策の目的がウイルス上陸阻止のようにとらえられた。そして、一部医療機関が診療拒否の反応を見せた。
○ 患者の強制処置を認めた。
 この上陸阻止と隔離の方策がこのインフルエンザの特別視につながり、患者差別につながった。

 ライ病への差別意識が反省されたのは、過去のものと思っていた。しかし、この記事を読んで、自分も含めた日本人の潔癖完全主義が、病への特別視を導くことにつながる可能性があると自覚する。
 この病への差別を生む温床を育んだのは、行政の発熱外来や水際対策といった人目を引く対策でなかったかという意見に納得する。
 自分も含め、感染症は誰しもがかかる可能性がある病だ。
 行政の人目を引く方策やその報道に踊らされることなく、自分の周りの普段の診療体制の見直しにかかわる情報を見つめることができる感性を磨いておきたいものだと思う。
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テーマ:生活の中で - ジャンル:ライフ

  1. 2009/06/27(土) 11:54:57|
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Author:親馬シン
 原点であるフィクション「夜の長い街にて」を整理していく中で、自分が求めていたものの輪郭が明らかになると思っていた。
 しかし、実際にはそうはならなかった。

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