飛翔

作品原案として書き連ねています。 書きかけで試行状態ですが、踏ん切りをつけるために、一度手を離すことを目的としています。

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話題考14 : 「異常を基盤にした環境づくり?」

 「デスクの目」(福島民報7/3)に、県教委の定例会に合わせて各校に出した通知記事をみてびっくりしたという話が載っていた。
 夏休みに子供たちが不祥事や事故を起こさないようにするために文書が出されることは驚かないが、職員が、夏休みに服務規律を守り、不祥事を起こさないように促す文書が出されているというのだ。
 確かに、不祥事が起きているのでその注意を促しているのだろうとのことだった。
 一人ひとりが教育会全体の問題を考えなければ、この先も不祥事は一掃できないだろうと結んでいた。

 この話、二つの点について、どうなのかなと思った。
 その一つは、不祥事が起きているのでその注意を促したのだろうかということだ。
 もし、不祥事が起きなかったとしたら、この文書はださなかったのだろうか。
 多分、そんなことはなく、県教委はどんな状況でも出し続けるのだろうと思う。それが、自らを守ることを知っているはずだからだ。何かが起きた時、「指導していたにもかかわらず、このような不祥事が発生してしまったことは遺憾に思う」という時の根拠になる文書だ。これが、次の段階でも、多分同じような文書を出すのだろう。例えば、市教委の形で。それを受けた学校の管理職氏は、どうするのだろう。多分、同じような文書を出すのではないだろうか。

 二つ目は、これが不祥事根絶のためには、必要な処置だということだ。
 日々、直接子どもと接している福島県の職員は、全員この種の注意文書を、いくつも受け取り、マスメディアの「一人ひとりが教育会全体の問題を考えなければ、この先も不祥事は一掃できないだろう」という論説を読みながら生活している。不祥事にかかわっていないにもかかわらずだ。
 保護者も読む。
 つまり、あなたも不祥事を起こす候補者の一人です。私たちはしっかりとそういう思いで監視しています。それを自覚して子供や保護者と接することが大切なのですよと……。
 そういう状況設定が、福島の教育環境設定ではないのだろうか。

 ここで守られているのは、子供ではないことは明らかだ。守られているのは、管理する方々だ。
 不祥事が起きなければ、この文書を出して管理したからであり、職員が不祥事を起こせば、「指導していたにもかかわらず、このような不祥事が発生してしまったことは遺憾に思う」という根拠があるので安心だ。
 どこか変だと思うのだが、……。


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  1. 2009/07/10(金) 11:58:42|
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Author:親馬シン
 原点であるフィクション「夜の長い街にて」を整理していく中で、自分が求めていたものの輪郭が明らかになると思っていた。
 しかし、実際にはそうはならなかった。

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