飛翔

作品原案として書き連ねています。 書きかけで試行状態ですが、踏ん切りをつけるために、一度手を離すことを目的としています。

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日々雑感15 : 「民間委託に影の部分はないか」

 「朝日新聞」の「マイタウン福島」人生の贈り物(2009/7/21)は、前矢祭町長根本良一氏へのインタビューだった。
 「7期目も続けていればよかったのでは」との問いかけに答えたものを見出しにして、「首長は30歳そこそこでやるもの」としている。

 インタビューの内容は、議員報酬の日当制と第2役場構想についてだ。
 そのうちの議員報酬の日当制については、記事の中で、わずかだがその反対の意見も紹介されている。しかし、退職した職員に役場業務の一部を委託する第2役場構想は、なかなかできなかったことを問題にはしているが、そのマイナスの側面には触れていなかった。
 世の中は、正しいことと正しくないことがあって、正しいものは一点の曇りもないという感覚が流行ってはいる。その感覚で、この第2役場構想は正しいことととらえたのだろうか。

 元神奈川県逗子市長で龍谷大教授の富野暉一郎さんは地方行政学の権威で、地方自治体でないと担えない業務は今の2割に絞り込めると言っているそうだ。その受け皿が第2役場だったという。
 第2役場構想が先送りされたのは、町議選の当選者の一部に祝い金を渡した問題が、尾を引いているからだとしていた。

 「毎日新聞」の「オフタイム」では、人件費削減の果てと題して、人件費削減の負の側面にふれていた。
 ここでは、公共施設の民間委託で、民間ノウハウによるサービス向上の建前で、経費削減していることの問題点を取り上げているが、経費削減構想そのものの問題点も透けて見えてくる。
 具体例として、会津地方の公民館での運営委託されているNPО派遣職員の使い込み事件を挙げている。運営費100万円を生活費に充てていたという。
 この事件の背景に人件費削減の問題に視点をあてている。
 仕事の内容は町職員と変わらないのに、給与は半分以下で済ませることができていたという。町では、7人派遣に変えて1500万円の削減効果をあげていたというのだ。
 記者は、その事実から待遇劣化という視点に切り替えてこの事件を見つめ直している。
 そして、それなりのコストは必要で、職責に見合う待遇として適正な調和点を早急に探るべきだと提言していた。

 勿論、使い込み自体に弁明の余地はない。しかし、その一方で地方行政学の権威の方の意見だから問題点のない方策だとすることも正しくはないとも思える。一つ一つに、正の側面と負の側面が付きまとうのであり、正の側面しかみえていないときには、負の側面が牙をむくこともあるということを教えられたようにも思える。
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  1. 2009/07/21(火) 13:19:01|
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Author:親馬シン
 原点であるフィクション「夜の長い街にて」を整理していく中で、自分が求めていたものの輪郭が明らかになると思っていた。
 しかし、実際にはそうはならなかった。

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