飛翔

作品原案として書き連ねています。 書きかけで試行状態ですが、踏ん切りをつけるために、一度手を離すことを目的としています。

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日々雑感19  : 「通説は更新されるもの」

 NHKの松平定知アナの講演を聞いたことがあるが、そのことを整理しないでいたのは、ちょっと引っかかることがあったからだ。

 彼の人気は、「7時のテレビニュース」、「連想ゲーム」「ニュース11」などで活躍していたことや、「紅白歌合戦」の総合司会の担当など、「NHKの顔」として華々しい活躍だろうか。
 この講演会に自分と同年代の方が期待したのは、ラジオ深夜便での藤沢周平作品の朗読だろうか。自分としては、「その時歴史が動いた」キャスターとしての話が聞けるということだった。

 ところが、話の頭で、2007年11月にNHKを定年退職しているが、「その時歴史が動いた」も継続しているのは、先輩方が退職とともに番組が終了したのに対して、自分は対立せずに穏やかに過ごすことで、その地位が得られているというような言い方をしたのだ。
 そのもの言いから厭らしさを感じてしまったのだ。ちょっとしたもの言いだったが、根底にそんな感情があるのだとすれば、どんな話も空虚だと思ったので、整理する気が失せてしまっていたのだ。

 今になって、もう一度あの時の話を思い出して整理しておこうと思ったきっかけは、病院で読んだ週刊誌の記事だ。

 「運命の一日」と題した特集の中に、彼の運命の一日として、『「タクシーキック」で「松平定知」アナの歴史が動いた』というのをみたのだ。記事としては、スキャンダルをおもしろく伝えようとする意図がみえたが、読み手の自分はあの時の物言いが、本心からの言葉であることが納得できたのだ。
 それは、まだ働き盛りの頃の話らしい。
 タクシーの自動車電話の使用をめぐるいざこざのことで、これがマスコミで大騒ぎになってしまって、番組降板と局次長級から部長級に降格されたということがあったというのだ。また、その8年後には「ニュース11」に出演中に、放送中のスタッフの声が大きかったのを鉛筆を投げつけて制止したことが問題になり、その番組終了後は、歴史物やスペシャル番組になっていったというのだ。
 最後は、エグゼクティブアナウンサー(理事待遇)で、定年退職し、3年間は委託社員の契約をしていたが、それが切れ、フリーとして活躍していたということのようなのだ。

 自らを律し、仕事にまい進して参りました。周りの皆様への感謝の気持ちを忘れずに、日々精進しているというこのもの言いは、「何もなければ理事になっていたかもしれない」とみんなが思っていることに対して、自分の謙虚な生き方のスタンスを表明しているだけだったということが分かる。
 引っかかったのは、自分の無知からだったということだ。
 週刊誌ネタに疎くて、このような出来事も知らなかったし、何もなければ理事になっていたかもしれないというのが常識的な見方だということも知らなかったために、嫌味に聞こえただけたったということのようなのだ。

 今更という時期だが、彼の講演を聞いたことについて思い出して整理する。

 昨年9月「私の取材ノート~<その時歴史が動いた>の現場から~」という松平定知氏の講演を聞いた。
 「その時歴史が動いた」にまつわり,歴史は、人間が織りなすドラマであるということを熱く語られた。
 歴史は人間が織りなすものという信念で、具体的に捉えようとすることで、新しい見方が発見されるということのようだ。そのことについて、具体例をあげながら話された。
 通説は、日々新しい史実が発見され更新されるものであるという見方が新鮮だった。
 藤沢周平作品の朗読を担当するようになったのも、藤沢作品のファンが高じたものであることなど、自分の考え方や生き方とかかわる活躍であったことを感じたことを思い出した。
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  1. 2009/09/17(木) 13:43:26|
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Author:親馬シン
 原点であるフィクション「夜の長い街にて」を整理していく中で、自分が求めていたものの輪郭が明らかになると思っていた。
 しかし、実際にはそうはならなかった。

 今は、知りたいことを追い求め、何も考えずに書きとめるだけだ。それでも充分満足している自分を感じている。

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