飛翔

作品原案として書き連ねています。 書きかけで試行状態ですが、踏ん切りをつけるために、一度手を離すことを目的としています。

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話題考 27 : 「経団連」③

 NHKテレビ「しのびよる貧困 子どもを救えるか」をみて考えさせられたところだった。そこに、「貧困率調査」について、「見て見ぬふりは許されない」という「河北新報」の社説を目にした。
 ショックだった。

 確かに何かが少し変だなとは感じていた。しかし、「一億総中流現象」のイメージをぬぐい去っていない自分の意識があった。
 それが、幻想だというのだ。
 そんなものはとっくに崩れていて、貧困層が拡大しているということだ。しかも、それは日本全体の構造として、逆境に弱い社会が構成されているというのだ。
 それなのに、自分は、貧困問題は存在しない、あったとしても無視できるレベルだという前提に立って世の中を見ていたということだ。
 その見方からすれば、若者のフリーターの問題であり、給食費未納の問題でしかない。あくまでも当事者の自己責任の問題とみていたところがあるということだ。

 それが、本当は「非正規労働者」の問題であり、「生活必需品が調達できない絶対的貧困層」の問題が本質ということだ。
 子供の姿でいえば、「朝食抜き」「給食費未納」「親の子育ての放置現象や虐待」等々……。
 現象としては目にしているのに、自分の曇った目からは、そこにあくまでも親の自己責任の意識を重ねて見ていたということだ。
 言い訳をすれば、マスメディアの報道も社会を動かしていらっしゃる識者も、世界同時不況前は、今は好景気なのだと言っていた。実感はなかったが、そんなものかとそれを信じている部分があった。

 テレビからは、常にお腹が空いている状態の子の姿が映し出され、授業料が払えないから先生が生徒へバイトを勧めそのバイト先まで借金取り立てに行く姿が映し出される。それが、何とかして学校に繋ぎとめようという先生方の姿だという。
 これは、単純な親の自己責任の問題でもなく、先生方の取り立てが良いとか悪いとかという問題を越えている。そこに構造的な貧困問題が横たわっている。

 こうなったことと経済界の基本姿勢は、本当に無縁なのだろかとということで、前回の想いを繰り返す。
 大企業と経団連は、企業経営に都合のよい論理を政府に受け入れさせてきたこととかかわりないのだろうか。働く人々の生活とか、社会全体への貢献というよりも、企業存続を優先させるシステムを作り上げてきたといえるのではないのだろうか。
 社会を導く団体というよりは、利益団体としての組織の側面を前面に打ち出す姿だったのではないのだろうか。
 雇用の維持については、もっとぎりぎりまで努力するべきだったのではないだろうか。

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  1. 2009/10/23(金) 11:29:08|
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Author:親馬シン
 原点であるフィクション「夜の長い街にて」を整理していく中で、自分が求めていたものの輪郭が明らかになると思っていた。
 しかし、実際にはそうはならなかった。

 今は、知りたいことを追い求め、何も考えずに書きとめるだけだ。それでも充分満足している自分を感じている。

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